ディスプレイ – ページ 4 – 鎌倉やしろ公式ブログ

2021-05-062021-08-18

【テーブルコーディネート】

ゴールデンウィークが終わり、いつもよりは静かな段葛でした。

5月に入ると一気に気温も上がり、爽やかな風が通る気持ちの良い季節になってきました。

鎌倉彫のそばちょこをご紹介しましょう。刀目の彫りで内側は手塗うるしです。直径6㎝の丁度良い大きさです。冷たいお蕎麦などを頂くのもいいでしょう。九谷焼のマメマメ皿は、鎌倉やしろから作家にリクエストして生まれた絵付けです。そら豆とだるま、鶴と亀です。どちらも縁起物の絵付けで人気です。薬味などを置くのもいいでしょう。お箸は、鎌倉やしろで好評な金ひさご柄です。お箸の先は乾漆で出来ており、つかみやすいお箸です。

九谷焼の箸置きとマメマメ皿です。紫陽花（あじさい）柄で合わせたテーブルコーディネートです。箸置きは、紫陽花（あじさい）とかたつむり、マメマメ皿は、紫陽花（あじさい）とかえるです。どちらも鎌倉の紫陽花（あじさい）をイメージした絵付けをリクエストして生まれた作品です。

金の折敷に織部の平皿と飯碗をセレクトします。厳かにお正月のおもてなしテーブルコーディネートになりました。箸置きは九谷焼の野菜シリーズのオクラです。

鎌倉彫の折敷銅張（牡丹）に青白釉のぐい呑と酒器を合わせました。美味しい日本酒と贅沢な一人時間を過ごすテーブルコーディネートになりました。陶芸作家は、たっぷりと美味しいお酒を頂けるようぐい呑は大ぶりなサイズを作ることが多いです。

こちらもお正月のテーブルコーディネートです。金の折敷に箸置きは羽子板の形でお祝い柄です。青白釉の両口とぐい呑です。

いつもの暮らしに器を選ぶ楽しさとその時間を大切にするだけで、ただそれだけで豊かな気持ちになれます。

鎌倉やしろからのテーブルコーディネートでほんの少しだけお役に立てれば幸いです。

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2021-05-012021-08-18

【ディスプレイ特集】

５月がスタートしました。

昨日もディスプレイのお話をしましたが、今までディスプレイした写真をいくつかご紹介したいと思います。

こちらは外ウィンドウに向かって段々にしたステージに、鎌倉七宝と陶磁器アクセサリー（小督庵）をバランスよくコラボしています。

一番上には、鎌倉やしろオリジナルのレザー作品のトートバッグと小銭入れが上品に置かれてます。

この生地は、カーテンに使用していたものを再利用してます。このディスプレイに合っていますね。

見やすいこと、手に取り易いこと、何よりお店に入ってみようと思ってくださること、とても大事なディスプレイになります。

こちらも縦にディスプレイしてます。

シンプルに点数は少ない時ほど、協調したい作品を真ん中に置くとはっきりと目が商品に行く効果があります。

こちらも鎌倉七宝と陶磁器アクセサリー（小督庵）とのコラボですが、統一感があるのはブルーの作品を集めているからです。異素材のアクセサリーも色で統一感を出して融合させています。

使用している生地も落ち着いた織り生地と光沢のあるベージュの生地を使用することで主役のアクセサリーに目が行くような効果があります。

こちらは、鎌倉七宝の人気商品のペンダントです。

このディスプレイの面白いところは、チェーンを規則正しく途中から右に曲げてディスプレイしていることです。こうすることでこのアクセサリーに興味が沸いてきます。注目してもらえることが大事な一歩です。

店内になにかしら植物や花などを飾ることを心がけています。

これは、青もみじです。秋の紅葉前にもこんなにも爽やかなグリーンを感じられて気持ちも清々しくなります。鎌倉彫の漆器のそばに置くことで相性がいいのかもしれません。

鎌倉やしろには、九谷焼の楽しい器が多種多様あります。

この時の主役は、やはり真ん中の片口マグカップです。

鎌倉やしろからのリクエストでマグカップのような持ち手を作って片口をリクエストしました。ソースやドレッシング入れ、または花入などに使用しても色々なバリエーションが楽しめます。

人気の森のなかまシリーズの絵付けです。

織部の花器のくぼみにお雛様を乗せています。

実は、このお雛様はオーナーの私物です。大きさといい雰囲気も合っていて楽しいディスプレイになりました。

その下に何か植物が陶器に入ってます。この陶器もオーナーの私物です。なんと大根の葉っぱを育てていました。オーナーの遊び心も見え隠れしています。

アクリル樹脂のアクセサリーを金の折敷と赤と山吹色のリバーシプルのちりめんを使用して上手に色合いを混ぜてディスプレイしています。

これも異素材を色で統一することにより黒のアクセサリーも映える効果があります。計算されたディスプレイになっています。

まだまだご紹介したいディスプレイがたくさんあります。

日々季節を感じながら商品と向き合ってお客様を楽しませるディスプレイをしていきたいと思います。

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2021-04-292021-08-18

【ディスプレイチェンジはお手のもの】

毎朝の開店準備が整うとその日のやる事、申し送りチェック、優先順位など考えて仕事を進めます。

鎌倉やしろは、鶴岡八幡宮三の鳥居前にあります。いつも出入り口は開いてるので、常にショーケースの中はきれいに掃除しています。

今日は、鎌倉七宝のショーケースの中をスタッフが掃除しながらディスプレイチェンジをしています。

ディスプレイに利用するものは布や和紙や小物やアクリルボードなど素材はお店の中にたくさんあります。アイデアやひらめきも大切にして、時には工作してまでディスプレイしたいステージを創り上げてます。

一旦、商品を丁寧にトレーに乗せてショーケースの中を綺麗に掃除をします。掃除しながらディスプレイするイメージを考えたりもします。

今日は、紫陽花（あじさい）織り模様の生地を選択しました。山吹色の名古屋帯と合わせてディスプレイチェンジです。

紫陽花（あじさい）のモチーフのアクセサリーが沢山入荷したので中央に集めて下地の紫陽花（あじさい）生地と合わせて強調してます。

鎌倉七宝の色鮮やかな作品を際立つディスプレイが出来そうです。スタッフはお客様もご来店されるので短時間でどんどん進めます。慣れた手つきでバランスよく並べます。

スタッフそれぞれの感性とセンスに磨きをかけ、その商品を理解し最大限に商品の魅力を引き出してくれています。毎回スタッフそれぞれに違ってディスプレイします。ディスプレイチェンジはお手のものです。

ラストスパートです。少し離れてチェックしたり、お客様目線で商品が取り易いのか確認したりします。

商品を動かすと急に注目されることもあるので大切な作業です。ディスプレイチェンジは商品を眺めることでより知る機会にもなりますし、我々からお客様へのメッセージも含めて大事にしていることです。

今日もきれいにディスプレイチェンジが出来上がりました。

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2021-04-192021-07-24

【生け花で飾る】

季節によるが、週に１回ほどのペースで店内を生け花で飾るように心がけています。決して上手ではないですが、とにかくその気になって飾ります。不思議と生きている花たちを前に気持ちも整い、生けている間は無心になれます。生け終わると良いアイデアが浮かぶこともあれば、急にテーマが決まったりするので大切な時間です。

鎌倉やしろには、陶器、漆器、アクセサリーなど選りすぐりの佳品をセレクトして置いています。商品自身にもパワーを持っていますが、生きている花を飾ることによってさらに存在が大きくなるようです。店内が一段と生き生きとし始めます。

鎌倉彫雲盤

レザーリュック

陶器

レザーメガネケース

大きな花器に生けるだけでなく、小さな花器にも分けて店内いたるところに置いてディスプレイします。私たちも花や植物に元気をもらえてるようです。

ハーデンベルギア

オーナーが日帰りで伊豆に河津桜を観に行ったことがありました。帰りにハーデンベルギアの鉢を見つけて電車で持ち帰ってきたのには驚きました。ひたすら鎌倉やしろの店内に飾ると素敵だろうなという思いだけで持ち帰ったそうです。

季節と商品は、非常に密接な関係にあると感じます。その演出に生け花はとても重要なメッセージをお客様にお伝えしてるかもしれません。

今年ももうすぐ紫陽花の時期がやってきます。爽やかな色合いの紫陽花の美しさを鎌倉七宝で表現しています。

紫陽花を生けた店内で、紫陽花柄の七宝の美しさを是非ご覧ください。

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2021-04-042021-07-19

【ディスプレイ】

デイスプレイで心掛けてること

今日は、鎌倉やしろのアクセサリーのお話しはお休みして、毎日のディスプレイについて心掛けていることをお伝えしようと思います。

鎌倉やしろの正面に大きな一枚ガラスがあるのをご存知でしょうか？

こちらは、鎌倉やしろ2015年10月5日オープン　前夜（2015年10月4日撮影）

横3メートル強の大きなガラス窓は、実に外から店内の様子や商品が良く見えます。毎日、オープン前に隅々まで掃除して再度ディスプレイし直します。日差しもよく入るので、直接商品に日光が当たらないような工夫をしています。夏場は、開店準備だけでも汗びっしょりになるので首にこっそりタオルを巻きながら準備をしています。

開店スタートから人気の笑い目だるまは、この大きなガラス前に配置をすると多くのお客様の目に留めていただきます。